古武術(椅子から楽に立つ)

今回は、楽に立つ方法をお話していきます

まず、立ち上がる時に、皆さんどこに手を置いて立ちますか?

一番多い回答は、「膝の上に手を置いてる」

という答えです。

体が前傾するからなのか、膝の上に手を置く人が多いです。

その方が楽だと認識してるんだと思いますが、実際はどうでしょうか。

本当に楽なのは、股関節(鼠径部)に手を置いている方が楽に立てます。

それは、立ち上がり動作時に股関節主導で動くことを意識できるからです。

一度試してみてください。

また電車などで、座っている際に、荷物を抱えてるとします。

そういった時に、「よっこいしょ」という感じで立つと、腰に負荷がかかってしまいます。

そういった際は、古武術を応用してみると楽に立つことができます。

まず膝の上の荷物を錘(おもり)と考えます。

その錘(おもり)を下に下げてこの原理が働き、自分という物体が前上方に移動していきます。

これを利用して楽に立ちます。

一度試してみて下さい。

まず座って、重めの荷物(家ならペットボトルとかでも良いです)をもち、前ならえの状態にします。

そして、両脇を締めながら、持っている荷物を膝の前方に向かって下にストンと落とすように下げます。

すると、自分も簡単に立つ事が出来ます。

手荷物がない場合は、自分の上半身が錘(おもり)と考えることで楽に立つ事が出来ます。

両ひざに揃えていた手を20cmほど浮かせ、同時に足の裏全体をを軽く浮かせます。その手を降りるのと同時に体が上がっています。

他にも楽に立つ方法があります!!

それは、肘を張り、立ったり座ったりするときに両手をぐるぐる回すと楽に立つ事が出来ます。立つときは、外巻きに腕を回して、座るときは、内巻きで腕を回します。立つときは時計回り、座るときは反時計回りです!

周りから見ているとすごく面白くなっていそうですが楽に立てるので一度試してみてください!

今回のコラムも古武術を踏まえた、動き方について取り上げました。古武術は、意識をするだけで簡単に日常生活の中で応用して使うことができます!是非活用してみてください!!


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