坐骨神経痛の原因とは?予防につながる生活習慣もご紹介!

坐骨神経痛にはさまざまな原因があります。腰部脊柱管狭窄症やヘルニアなどによって、神経が痛むのは代表例です。このような神経痛は、日常生活の改善で予防できることもあります。今回は日常生活を元気に過ごしたい方のために、坐骨神経痛の予防法をまとめました。原因を踏まえたうえで生活習慣を改善してください。この記事を読めば、神経痛対策のきっかけになるでしょう。

坐骨神経痛の主な原因は?
坐骨神経痛の原因として以下の3つがあげられます。

腰部脊柱管狭窄症
腰椎椎間板ヘルニア
筋肉の衰え
どれも日常生活に支障をきたします。予防や症状悪化防止のためにも、まずは原因を知ってください。

腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は、神経根や馬尾が押しつぶされた状態です。脊柱管が狭くなっているのも原因で、腰をひねったり背筋を伸ばしたりすると、痛みが走ります。そのため自分の視点より高いところにあるものを取ったり、振り向いたりする動作が苦しくなるでしょう。

この病気は50代以上の中高年に起きることがあります。しかしもともと脊柱管が狭いと、30代~40代から発症する場合もあるので注意です。いずれにしても大人になって発症するケースが多いため、痛みが出ないうちから予防しましょう。

脊柱管が狭くなると、体を柔軟に動かしづらくなります。そのため日常生活への影響に気をつけてください。

腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎神経が圧迫を受けた症状です。このとき椎間板がつぶれて、本来の位置から飛び出しています。そのため前かがみになると体に痛みの走ることが特徴です。あぐらや横座り、猫背などで激痛が走ったら、腰椎椎間板ヘルニアを疑いましょう。これによって前かがみがつらくなっても、日常生活に悪影響です。

発症する主な世代は20代になります。一方で30代~40代にて発症する例も、見逃せません。このように若い世代にありがちな病気です。坐骨神経痛は体の老化が原因とは限らず、若い世代でも椎間板のダメージによって発症します。

筋肉が固まる
筋肉が固まった状態は、坐骨神経痛につながります。日常生活で運動をあまりしないと、筋肉が固まりやすいといえるでしょう。とくに腰椎疾患は筋肉の不調が原因なので、かからないように気をつけてください。

下半身の一部が痛かったりしびれたりしているときも、筋肉の不健康が原因かもしれません。痛みに気をつけながら運動量を増やすことで、神経痛を楽にできる可能性もあります。このように体の痛みが気になる場合は、生活習慣の見直しも要するでしょう。

坐骨神経痛の予防法3つ
坐骨神経痛を防ぐには、主に3つの方法があります。

適度な運動
かばんや買い物袋をバランスよくもつ
歩きやすい靴を履く
それぞれの詳細をみていきましょう。

適度な運動
適度な運動習慣があれば、坐骨神経痛の予防に役立ちます。運動で筋肉が活発になれば、健康体でいられるからです。すでに神経が痛んでいる方でも痛みをケアしながらの運動で、改善できるかもしれません。

たとえばお尻の周囲にある筋肉や、ハムストリングスなどを鍛えるストレッチもしましょう。下半身の筋肉に刺激を与えることで、健康体をキープできるからです。風呂上がりのような体が温かいときにやると、さらなる効果を望めます。

神経痛の予防には、ストレッチのような運動習慣が役に立つでしょう。

かばんや買い物袋をバランスよくもつ
かばんや買い物袋のような荷物は、持ち手が偏らないようにしましょう。たとえば左手ばかりでかばんをもつような生活習慣は、よくありません。アンバランスな体の使い方で姿勢が崩れ、神経痛の原因になるからです。

たとえば適度にかばんを持ち替えたり、日によって荷物のもつ手を変えたりしましょう。こうした習慣を意識すれば、腰への負担を少なくできます。ほかにもショルダーバッグやリュックのストラップを短くすることでも、腰への負担を防げるので、試してみてください。このように荷物の扱い方でも、腰回りの健康状態が異なります。

歩きやすい靴を履く
外出時は、歩きやすい靴をつねに履きましょう。歩きにくい靴だと姿勢が崩れて、坐骨神経痛につながるからです。履き心地に違和感がある場合は、その靴は使わず別のものを試してください。

たとえばスニーカーなら、足の付け根あたりで靴底が曲がるタイプを選びましょう。ほかにもかかと全体を包み込む靴に注目です。このようにデザイン性だけでなく、機能性に着目した靴選びを心がけてください。

普段から履いている靴によっても、体への負担が異なります。坐骨神経痛が疑われるときは、履きやすい靴に替えてみましょう。

まとめ
坐骨神経痛の原因は、脊柱管狭窄症やヘルニアです。筋肉の衰えによって、神経の痛みが出るケースもあります。いずれにしても生活習慣に問題があると、神経によくありません。

予防方法としては生活習慣の改善があげられます。運動量を増やしたり、かばんをもつ手も日によって替えたりすれば、体への負担を減らせるでしょう。このように日常的な取り組みによって、坐骨神経痛への対策ができます。

「よこすか整骨院」は40代~60代を中心に、さまざまな方のご来院をいただいております。坐骨神経痛への診断や施術実績もあるので、体の痛みが気になる方はぜひともご連絡ください。改善の期間や程度について、わかりやすくお伝えする所存です。


横須賀市の整体『よこすか整骨院』
腰痛肩こり改善の実績多数