最近めまい(眩暈)、耳鳴り、立ち眩みでお困りの方が多く来院されています。
耳鼻科で治療していたり、内科で処方している方も多くみられます。
ですが、一向に良くならないという方が多いのも事実ですね。
そこで、どうやって改善していくのか、なにが本当に悪いのかを研究しています。
いまのところ、頭蓋骨の動きが悪いのが一番の原因だと思っています。
頭蓋骨の動きが悪いから、耳管(耳の奥にある管)にある耳石(耳の奥にある石)の動きが悪くなって、めまいや立ちくらみがあったりします。
耳鳴りも耳管の動きが障害されていることで、起こっています。
そもそも、耳管の動きってなに?
と思われるかと思います。
頭蓋骨は常に動いています。
頭蓋骨は15種類あり、22個の骨で構成されています。
その22個の骨が微妙に動きながら、呼吸をしたり口を開けたりしています。
その微妙な動きが損なわれると、骨の膜(骨膜)が固くなり、膜でつながっている耳管や血管、神経なども血流が悪くなったり、動きが悪くなります。
まず、頭蓋骨の動きが改善され、耳管・耳石の動きが改善されると、めまい・耳鳴り・たちくらみ等が改善されています。
その他に多く見られる症状ですと、逆流性食道炎を併発されている方が多いです。
逆流性食道炎があると、食道が固くなって頭蓋骨の動きを制限してしまうのだと思っています。
そうやって、多角的に診断しながら、なぜ耳鳴り・めまい・たちくらみが起きているのかを紐解いていくと、ほどんどの方は改善していきます。
整骨院で耳鳴り・めまい・たちくらみ治るの?と言って来られる方がほどんどですが、概ね良くなっています。
悩んでいる方がいらっしゃったら、まずはご相談下さい。