水が溜まる⁈
今回はこんな質問がありました。
「膝に水が溜まってると言われたけど、どういうものなの?」
この疑問答えていきたいと思います。
そもそも水とは何なの?
何で溜まるの?
まず水の正体は、関節に元々ある「関節液」という液体です
「関節液」には大事な役割が2つあります
◎1つ目 関節液には骨と骨が動くときに摩擦を減らし、関節の動きを滑らかにする作用があります。潤滑剤の役割ですね。
◎2つ目 関節の軟骨に栄養を与えることです。
関節の中は血液がなく、「関節液」から栄養をもらっています。
なので、普段から全身のどの関節にも関節液は溜まっています。
ケガをして、関節液が大量に出た時に皆さんビックリして、「膝に水が溜まっている!!」という状態になりますが、
これは「栄養をたくさん与えて、早く治そう」としているのです。
驚きですが…
水がいっぱいでた方が早く治るよ。ってことです!
治ってくれば、勝手に関節液は減るので、水を抜いたり、不安になったりする必要がありません。
水の量や症状にもよって治療は変えないといけないので、まずは相談して下さい