川崎>
京急線北久里浜駅近くにある、よこすか整骨院にお邪魔しています。西ヶ谷院長、こちらはまだオープンされたばかりだとか?
西ヶ谷>
はい。今年の3月1日にオープンしました。
川崎>
ぼくの誕生日と同じだ(笑)。 奇遇ですね! ご縁を感じます。それまではどこかで修業を?
西ヶ谷>
私は生まれも育ちも横須賀で、柔道整復師の国家資格を取得するための勉強は横浜の専門学校で行ったのですが、学校を卒業してからは宇都宮の整骨院で働いていたんです。その整骨院は朝8時から夜11時まで受け付けていまして、16時間働きっぱなしという毎日でした。
川崎>
16時間とはすごい!でも、そこまで集中して取り組まれると、得るものも大きかったんじゃないですか?
西ヶ谷>
ええ。その経験があったから、今こうやって独立できたと思っています。そもそも私は柔道整復師としてのスタートが遅くて、社会人経験を経てから24歳で専門学校に入学しましたので、たくさんの経験を積むことができたのはありがたかったですね。
川崎>
へえ〜、いったん別のお仕事に就いたのに、改めて柔道整復師を目指すとは、相当の思いがあったのではないですか?
西ヶ谷>
実は、柔道整復師という仕事自体、社会人になってから知ったんです。目の前の人が痛みを訴えたときに、それを軽減させてあげることができる仕事だと思って興味を持ちました。逆に、何かをしてあげたいと思ったときに何もできない自分でいることが嫌だったんですよね。
川崎>
素晴らしいですね! ぼくも小学生のときの成長痛に始まって、今もあちこちに痛みを抱えているので、西ヶ谷院長のような考えの方は本当に信頼できます。特に、舞台はずっと同じ動きなので、ジャンプしても同じ足で着地しなければならなかったりして、痛みが消えないのが悩みなんですよ。
西ヶ谷>
そうですか、それはいけませんね。よろしかったらぜひ施術しましょう。そちらへ横になってください。
川崎>
(施術を受けながら) おおっ、すごく気持ちが良いですね〜。西ヶ谷院長の施術はポキポキさせるものではないのですね?
西ヶ谷>
そうですね、ポキポキ鳴らすのは、軟骨をすり減らす可能性がありますので。私は電気治療もテーピング療法も行いますが、基本的には骨盤を含めた関節の調節を行います。具体的には、だいたい0.5ミリから2ミリくらい動かすんです。こうすると、関節のストレスがなくなり、本来の機能を取り戻した結果、痛みが軽減します。
川崎>
こうして施術を受けながら説明していただくと、非常に納得できますね。患者さんはどんな悩みを持つ方が多いですか?
西ヶ谷>
それぞれのライフスタイル、たとえば仕事の内容にもよりますが、腰痛やヘルニア、坐骨神経痛などの症状は多いですね。実は、これらはほとんど関節の柔軟性が足りないことから出る症状なんです。
ですから、たとえば腰痛ならば、その9割は適切な治療によって治すことができるんですよ。
川崎>
そんなに!腰痛はつらいので、深刻に考えてしまいがちですが、すぐに信頼できる整骨院を訪れるべきなんですね。
西ヶ谷>
ぜひそうしていただきたいです。ヘルニアの疑いを持って訪れる方も多いですが、9割の方は、関節の不具合が原因で、症状が悪化しているんです。ですから、飛び出たものを引っ込めることはできないのですが、慎重に調節することで、その部分にかかるストレスを取り除くことはできるんです。
川崎>
目からウロコが落ちるお話ばかりですね。ちなみに、施術をされるときにはどのようなことに気を付けているのですか?
西ヶ谷>
やはり、痛みがあるときはどんな方でも不安だと思うんです。ですから、「これをこうしたら良くなる」 と、一つひとつ理論に基づいた説明をていねいに行うよう心がけています。
川崎>
とても誠実なご対応で、ぼく自身これからも通いたくなってきました(笑)。最後に、今後の目標をお聞かせください。
西ヶ谷>
「一人でも多くの方に、痛みのない生活を」 をモットーに、関節を調節することで痛みが軽減するという考え方をもっと広めたいと思っています。そのためにも、ゆくゆくは院を拡大していきたいですね。
川崎>
とても誠実なご対応で、ぼく自身これからも通いたくなってきました(笑)。最後に、今後の目標をお聞かせください。