「肩がこってつらい」「肩が重い」など肩こりに悩まされている社会人が多いのではないでしょうか。特に、近年ではスマホやインターネットが普及したことによって、肩こりに悩む人が増えてきています。
そこで、今回は肩こりの原因と肩こりに効くマッサージ方法をご紹介します。ちょっとした隙間時間やテレビを見ながらなど忙しい人にも簡単にできるセルフケアなのでぜひお試しくださいね。
肩こりの原因について
肩こりの主な原因は大きく2つあります。それぞれご紹介します。姿勢
猫背でのパソコン操作、下を向いたままの作業など、首に負担がかかり姿勢を続けると筋肉はコリや痛みのサインを出します。姿勢が悪いまま、肩こりを解消することはできません。ストレートネック
本来ある首の前方への弓上のカーブが失われ、首がまっすぐになっている状態のことを「ストレートネック」といいます。一説によると、日本人の7割がストレートネックと言われています。この状態だと、5~6kgある頭の重さを分散することが出来ません。そのために首や肩の筋肉への負担が大きくなり、コリや痛みの原因になります。
マッサージをするときの注意点
押す部位によって、親指・人差し指・中指を使い分けます。押す強さは「痛いほど押す」と効果があると思っている人もいますが、逆効果になり痛めてしまったり、リラックスできずに緊張がほぐれない場合もあります。自分が気持ちいいと思える強さで押しましょう。1日の回数は、特に制限はありません。肩がこってつらいと感じたときに押したり、一息ついたときにおしたりと自分の好きなタイミングでマッサージしましょう。
肩こり解消!ツボ押しマッサージ方法
風池(ふうち)マッサージ
自立神経のアンバランスは肩こりにも影響します。風池は自律神経を整え、目の疲れも緩和して首・肩周り・頭部の血行を改善する効果があります。風池の位置は、頭部を手で支えるように当て、親指を耳の後ろにある骨の出っ張りから内側へずらし、髪の生え際にあるくぼみの位置となります。そこが「風池」にあたります。くぼみが見つかったら、頭の中心に向かって押してください。
肩井(けんせい)マッサージ
首と肩先の真ん中にあり、肩の筋肉の中心にあります。肩がこると無意識のうちに押している場所です。人によって微妙に場所が異なりますが、肩がこっている人は触ると硬い感触があるので分かると思います。「肩井」は指1本で押すよりも、中指を中心に4本ぐらいの指で刺激すると効果的です。押したい肩と反対側の4本の指を「肩井」にかけ、手前に押し付けるようにすると力をかけやすいので、楽に強く押すことが可能です。
また、4本の指で「肩井」に手をかけて押したまま肩をぐるぐる回す方法もおすすめです。ツボを押しながら回すことで背中の肩甲骨も刺激され、肩全体がほぐれやすくなります。
中府(ちゅうふ)マッサージ
肩こりに効くツボは肩以外にもあります。その一つが鎖骨の下のリンパ部分にある「中府」です。ここはまさにパソコンやスマホを長時間使用すると内側に入りこんでしまう部分になるので、固まりやすいです。「中府」も「肩井」と同様に、肩と反対側の4本指を使って押しましょう。マッサージのようにくるくる回しながら押すように刺激すると効果があります。
落枕(らくちん)マッサージ
肩こりによる痛みのために首~肩を動かしたくないという人は手のツボをマッサージするのがおすすめです。手のツボの一つ「落枕」というツボは、肩こりで寝違えて首が痛くなり、頭を動かせないときに役立ちます。直接患部に触れずに刺激することが可能です。押し方は、手の甲の人差し指と中指の付け根の間から、手首側へたどったところにあるくぼみを手首方向へ押します。親指か人差し指が押しやすいです。
合谷(ごうこく)マッサージ
肩こりにも効果的な合谷は、頭痛やストレス症状にも効果があります。その他にも内臓の不調や肌トラブルにも効く万能のツボです。合谷の位置は、手の甲の人差し指と親指の交わる部分のくぼみで、人差し指側にあります。人差し指の骨の内側を押し上げるように圧迫しましょう。
まとめ
今回は自宅でもできる、肩こりの解消を促進するマッサージ方法を紹介しました。この記事で紹介したマッサージは今すぐ始めることができるので、是非、参考にしてみてください。当院は累計15万件以上の施術を行っておきており、全国優良治療院にも認定された整骨院です。神奈川横須賀市で慢性的な首や肩の悩みや腰・骨盤の悩みはもちろん、身体全体の悩みも解消する施術を行っています。
月曜日から土曜日まで営業しているので、仕事で忙しいサラリーマンの方でも気軽に通うことができます。身体の不調に悩まされている方は、よこすか整骨院を是非ご検討下さい。